最短ルートで合格する行政書士試験独学勉強法

独学かつ最小の労力で行政書士試験に一発合格する勉強方法を公開します。科目別学習法やテキスト評価、一般知識対策などをブログにしています。

まだ間に合う!残り4か月からの勉強法|行政書士試験 独学最短ルート合格法

11月の行政書士試験で合格を狙うにはどれくらいの期間が必要でしょうか。経験上、昨年の合格時の勉強法から無駄を省けば、残り4か月からのスタートでも間に合うと思います。例え、残り3か月でも時間を割ければ大丈夫でしょう。やることをやれば合格できる試験です。

昨年の経験を踏まえ、今から行政書士試験合格を目指すとしたら自分なら何をするかを書いてみます。

 

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残り4か月

教材1:国家試験受験のためのよくわかる憲法

教材2:合格革命 行政書士 肢別過去問集 2019年度 (合格革命 行政書士シリーズ)

教材3:公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 民法1一総則・物権・担保物権

教材4:公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 民法2一債権総論・各論・家族法

 

学習は憲法から始めます。

教材1の『国家試験受験のためのよくわかる憲法』を2週間くらいで5~7回くらい読みたいところです。平易な文章が中心で結構、読みやすいので不可能ではないと思います。辛くても頑張りましょう!これを3回読んだくらいから教材2の『合格革命 行政書士 肢別過去問集』の憲法部分を繰り返してみてください。できる問題とできない問題がでてくると思いますが、最終的には2~3か月くらいかけて全部できるようになれば大丈夫です。

憲法の教材1を読み始め、3回くらい読んだころに教材2をスタートしますが、同時に民法もスタートします。教材3と4をやり始めます。本当はその前にできれば民法のアウトラインをつかむために『国家試験受験のためのよくわかる民法を3回くらいは読んでおきたいです。教材3と4については1日にこなす量を決めて、計画的に進めましょう。当初は全然できないと思いますが、できなくて当たり前です。落ち込む必要などありません。これも試験前まで繰り返して9割~10割にしていけば大丈夫です。尚、この本は問題の難易度が分かれているので、基本レベルと応用レベルだけやれば良いと思います。難問レベルはスルーしてOKです。そのような形で例えば1章あたりを2日~3日くらいで解いていけばよいと思います。

勉強時間としては平日は1時間~2時間、土日にはもう少し多くといった感じでしょうか。なるべく効率的に学習したいので、通勤時間やお昼ご飯を食べながらといった感じで学習していくのが良いと思います。

 

残り3か月

教材5: 公務員試験 過去問 新クイックマスター 行政法

教材2の『合格革命 行政書士 肢別過去問集』は継続しています。憲法に続き、民法を始めます。当然、教材3と4も継続して1章当たり2~3日かけて繰り返しています。ただ、この頃には解答に要する時間が早くなっていると思います。なので新たな時間ができてきます。

そして、行政法をスタートします。教材5を解いていきましょう。行政法はもう詰め込むしかない科目なので1日に1章ずつガンガン進めていきましょう。章が短いものは他の章とまとめて1日で進めます。もちろん、正解以外の解説もきちんと読んでいってください。これも直前まで繰り返していきます。

 

残り2か月

教材6:各種市販模試(私がやったのは以下の模試です)

うかる! 行政書士 直前模試 2019年度版

行政書士 2019年法改正と完全予想模試

2019本試験をあてる TAC直前予想 行政書士

2019年版出る順行政書士 当たる! 直前予想模試 (出る順行政書士シリーズ)

2019本試験をあてる TAC直前予想 行政書士

 

 

教材7:ライブ!現代社会 2019

 

教材2について行政法まで範囲を拡げていきます。そして教材3・4については正答率が高まっていると思うので、ペースを少し落としながら継続していきます。1日あたりにチャレンジする問題数を減らし、勉強の中のシェアを減らしていきます。また完全に頭に入ったものがあれば飛ばしていきます。教材5も同様です。

そして自分の実力を知るために模試をスタートします。※もう少し早めにチャレンジするのがベターです。土日に1日に1つを時間を計りながらやっていくイメージです。1日に2つもやるとしんどいです。また時間的制約があると思うので、上にあげたすべてをするのは難しいかもしれません。ですので上からおススメ順に並べてみました。

また時間を見つけて一般知識対策として教材7をパラパラ読んでみてください。また模試の一般知識で間違えたものを教材7で復習するなどして活用すると頭への入り方が違うと思います。

 

残り1か月~試験前日

教材2は会社法にまで範囲を拡げます。会社法はとにかくこの教材の中を完璧に正解できるようにしていきます。短期の勉強なので、それ以外まで手は回りません。これだけ覚えてしまいましょう。また憲法民法行政法も継続してやってください。1日にどこまでやると決めて、隙間時間を見つけながらやり続けます。

教材3・4の民法はペースを落としながら継続です。忘れないようにすることと、繰り返すことで苦手な問題も頭に入れていきます。

教材5の行政法も同様にペースを落としながら継続です。

教材6の模試は2回目をやってください。もっと多くやっても良いです。市販模試は1回で終わらすものではありません。何回もやってINPUTにも使うものです。但し、2回目以降は3時間かけてやる必要はありません。早く解答して大丈夫です。そして市販模試で出てきた記述問題はすべてコピーを取り、このコピーをクリップかなにかでまとめ、毎日、解き続けます。プロが予想している記述問題ですので、それは完璧に解答できるようにしておく。

この1ヶ月は間違えたり、初めて知ったことをまとめノートに記載します。そして試験日まで毎日1回以上は目を通してください。まとめノートの話は是非、過去記事を参照ください!

こんな形できちんと勉強を進めれば短期間での合格は可能だと思います。

なるべく隙間時間を活用するのが毎日の継続には大事だと思います。勉強がストイックすぎてイヤにならないように努めましょう。

頑張ってください!