最短ルートで合格する行政書士試験独学勉強法

独学かつ最小の労力で行政書士試験に一発合格する勉強方法を公開します。科目別学習法やテキスト評価、一般知識対策などをブログにしています。

憲法の勉強法|行政書士試験 独学最短ルート合格法

行政書士試験の勉強は憲法から始めます。

憲法は”判例と条文”からの出題だという点を覚えていてください。

また、憲法は勉強しはじめると意外と楽しく感じると思います。それは憲法がすべての法律の上位に位置するもので、国の最高法規であるからだと思います。そして憲法が案外スムーズに頭に入るので錯覚しがちですが、つまずくのは民法に入ってからですよ。

憲法の勉強法(インプット)

憲法は基本テキストの複数読み(わたしは7回読みをしました)と朝、駅まで向かう間でスマホアプリを使用した条文ヒアリング、判例を知るためのライトな教材を2度~3度読めばインプットのための勉強は終わりです。なるべく楽に済ませておきたい科目です。

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1.憲法の基本テキスト

憲法の基本テキストには『国家試験受験のためのよくわかる憲法』(自由国民社)がBESTです。口調も柔らかく、事例もわかりやすく、楽しく憲法のアウトラインを理解できるようになるはずです。これを複数回読んで理解と記憶を一気に定着させてしまいましょう。

2.スマホアプリでの条文確認

憲法の条文を読んでくれるアプリが市販されています。わたしが使っていたのは数百円のアプリです。わたしはこのアプリを家から最寄り駅までの7分間だけ、平日のできるだけ毎日聴くようにしていました。これだけしておけば、模試などで条文の間違い探しの問題に出会うと、違和感(間違い)に気づけるようになります。そんなに真剣に聞いていなくてもただただ回数をこなしていくことで、このレベルには達していきます。 

 

朗読憲法

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3.判例を知るための教材

法律初学者のわたしには難しい判例集なんかはとっても苦痛なものです。読んでみても全然、頭に入ってきません。資格試験合格のために背伸びした学習は必要ありません。そして、できるだけ楽に受かりたいな!と思っていた中でわたしが使った教材は『法律入門 判例まんが本〈4〉憲法の裁判100(改訂版)』(辰己法律研究所)です。このシリーズ自体は賛否両論らしいですが、行政書士試験のレベルならこれで十分です。今、あなたが受けようとしているのは司法試験ではないのですから、小難しい判例100選でなきゃいけない理由はないし、マンガの判例100選の方が勉強にも取り掛かりやすいですよね。合格だけが目的なのですから格好つける必要はないんです。この、マンガというアプローチが判例の学習を圧倒的に楽にしてくれます。

 

憲法のインプットのための勉強はこれだけで十分です。

憲法の次は民法行政法へと学習を進めていって、後々模擬試験で憲法の知識維持と追加を行っていってください。

次は民法の勉強法です。