行政法攻略のためのテキスト決定版!?|行政書士試験 独学最短ルート合格法
行政書士試験に独学で一発合格するための行政法の勉強法をご紹介します。
行政書士の勉強を始めると「行政法という名の法律はなくて、行政に関する諸法律を総称したのが行政法である」というような言葉に出会います。よって行政書士試験の行政法では行政手続法、行政事件訴訟法、行政不服審査法、国家賠償法、地方自治法等々、数多ある行政に関する法律を学習していくことになります。
また、行政法は行政書士試験の中で配点ウエイトが高く、必ず得点できる実力をつける必要がある科目です。
がしかし、残念なのは、行政法には憲法や民法みたいな面白さがないのです!
とはいえ、この科目は超大事ですから、異なる法律間の似たような制度の違いなんかを前向きに面白がっていくスタンスが必要だと思います。行政手続法の主宰者と行政不服審査法の審理員の違いや適用除外の違いなど、こんなことをあえて楽しいと錯覚するなんて考え方も大事ですよね。しかも、こういうのが本試験では出題されたりしますし。
行政法の学習法
行政法の学習は基本テキストとして『 国家試験受験のためのよくわかる行政法 』を複数回読んだ後に一問一答式の『 合格革命 行政書士 肢別過去問集 (合格革命 行政書士シリーズ) 』の問題をひたすら解いていました。が、しかし!その後、市販模試をやっても点数が伸びなかったため、下で紹介する問題集にスイッチし、試験直前まで繰り返すことで合格ラインの実力をつけることができました。
行政法の問題集
行政法の学習は『公務員試験 過去問 新クイックマスター 行政法 第8版 【最新平成30年試験問題収録】』を使えば行政法の知識を合格ラインにのせることができます。とにかく、これを繰り返すだけです。行政書士試験の過去問にないような判例も記載されているので、過去問から問題を出したがらない行政書士試験対策としては頼もしい書籍です。
行政法の判例学習
行政法では判例問題が出題されるので判例知識は必要です。法律初学者が判例100選みたいな難しいものに取りかかっても時間を浪費するだけです。しかし、学習は必要なので、わたしはマンガ形式の判例本で学びました。『法律入門 判例まんが本〈10〉行政法の裁判100』マンガはまず気持ち的に気楽に読み始めることができます。勉強に疲れてソファに横たわりながらマンガを読む。こんな使い方をしてました。その際、一応は今から10個の判例を読むぞ!くらいのノルマ設定をしていました。
行政法の条文学習
行政法は条文からの出題も少なくありません。行政法の勉強方法に六法を読むというのもありますが、これは否定できません。確かに六法を読んだだけで理解がスッと深まった感覚はありました。但し、数回読めば十分で、直前期までやっている必要はないような気がします。行政法を勉強していて市販模試で点が取れない状態があったら、試してみたらいかがでしょうか。六法は行政書士試験用のものを持っていたほうが良いですが、今は六法もアプリがあるので、それでも良いと思います。行政書士試験用の六法としては『平成31年対応版 行政書士受験六法』を使っていました。また、無料で使えるアプリは合わなければスマホから削除すればよいだけなので、一度試してみることをお勧めします。
平成30年対応版 行政書士受験六法 (国家資格取得のための)
- 作者: 行政書士六法編集委員会
- 出版社/メーカー: 東京法令出版
- 発売日: 2017/11/15
- メディア: 単行本
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六法アプリは無料版の以下のアプリを使っていました。
行政法の勉強方法は以上です。次回は会社法の勉強法を公開します。